【現場レポート】雲仙温泉で感じた、硫黄対策の“本当の価値
こんにちは、待鳥工業です。
先日、弊社代表の待鳥、営業担当のN、そしてWEB担当の私Oの3人で、長崎・雲仙温泉の某ホテル様へ視察とご提案のため伺いました。
目的はただひとつ。
過酷な温泉地の環境から、大切な空調設備を守る「硫黄対策塗装」の価値を伝えること。
出発地は福岡県柳川市。
高速道路で行くと2時間半の道のりですが、今回は少し趣向を変えて、熊本・長洲港から有明フェリーで島原半島へ渡るルートを選びました。
曇天の中、穏やかな海を進む船上で食べる「ちくわ」は、旅の疲れも忘れさせてくれる美味しさ。
海上から眺める島原の山々は、まさに絶景でした。
代表が好んでこのルートを選ぶ理由が、よくわかります。
今回ご訪問したホテル様には、7年前に弊社で硫黄対策塗装を施工させていただいたご縁があります。
設備の点検では、銅管部分に一切の割れも腐食も見られず、当時の塗装がしっかりと“働き続けていた”ことを確認できました。
お客様、同席いただいた電気設備業者様からもお褒めの言葉をいただき、私たちの技術への信頼が、またひとつ深まった瞬間でした。
一方で、フィン部分に関しては、まだ改善の余地があると判断。
技術の進化に終わりはありません。現場での気づきを、次の製品開発に必ず活かしていきます。
実は、今回が私にとって初めての営業同行。
現場で直接伺った声の重みは、想像以上でした。
「お客様は、待ってくれないんです」
ご担当者様のその一言には、運営側の“焦り”と“覚悟”が詰まっていました。
さらに現場では、こんな切実なお声も。
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「設置から3ヶ月でエアコンが使えなくなった」
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「買い替えのたびに多額の費用がかかる」
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「他社の対策では、正直あまり効果が感じられなかった」
温泉地という特別な環境では、一般的な空調対策では間に合わない。
本当に効く「硫黄対策」が求められている現実を、肌で感じました。
硫黄ガスがもたらす金属腐食は、空調設備の“静かな敵”。
空調の銅管が腐食すれば、ガス漏れが起き、エアコンは停止。
快適な空間を守るどころか、営業すらままならなくなることも。
待鳥工業は、30年以上にわたり温泉地での硫黄対策に特化し、研究・施工を重ねてきました。
その経験と技術は、特許という形でも評価され、現在では全国各地の施設様からご相談をいただいています。
お客様が「また来たい」と思う空間を守るために、
そして、現場で働く方々の悩みを一つでも減らすために。
私たち待鳥工業は、“見えない敵”である硫黄から、確かな技術で設備を守ります。
硫黄による腐食でお困りの温泉施設様、旅館様、観光施設様。
ぜひ一度、私たちにご相談ください。
詳しい対策内容や施工事例については、下記ページをご覧ください。
有限会社待鳥工業の防食技術
当社は30年前に腐食対策プロジェクトを立ち上げて以来、これまでに数百件にのぼる施設様の腐食対策をサポートしてまいりました。